Linux入門 Compute Engineの作成

Compute Engine(コンピュートエンジン)の作成手順です。
初期状態で「My First Project」というプロジェクトが選択されています。
プロジェクトはGCPの管理単位になります。
このまま利用して問題ありません。


公式のマニュアルは下記のページを参照ください。

Linux VM の使用に関するクイックスタート  |  Compute Engine ドキュメント  |  Google Cloud
https://cloud.google.com/compute/docs/quickstart-linux?hl=ja

1.ダッシュボードから「Compute Engine」>「VMインスタンス」をクリックします。

2.VMインスタンスの作成画面が表示されます。
「作成」をクリックします。

3.「名前」を入力します。ここでは「wordpress」という名前にしました。
「リージョン」については注意が必要です。
無償で利用できる「リージョン」は「us-west1 (オレゴン)」、「us-central1 (アイオワ)」、「us-east1 (サウスカロライナ)」の3か所のみです。ここでは「us-central1 (アイオワ)」を選びました。
マシンファミリーも注意が必要です。無償で利用できるのは「f-1micro (1 vCPU、614MB メモリ)」のみです。これを選択します。

無償で利用できる条件については、下記のページをご参照ください。
Google Cloud の無料枠  |  Google Cloud Platform の無料枠
https://cloud.google.com/free/docs/gcp-free-tier?hl=ja

4.ブートディスクは初期状態では「Debian GNU/Linux (デビアン グニュー リナックス)」が選ばれています。
ここでは別のブートディスクを利用するため「変更」をクリックします。

5.オペレーティングシステムは「CentOS (セントオーエス)」を選択します。
バージョンは「CentOS 8」を選択して、「選択」をクリックします。

6.ブートディスクが変更されている事を確認してから、「作成」をクリックします。

7.少し時間を置くと、VMインスタンスが作成されます。
緑色のチェックがついていれば、作成できています。

CentOS(セントオーエス)とは
Community ENTerprise Operating System」の略で、RedHat Enterprise Linuxから商用パッケージを除去したLinuxディストリビューションです。
名前の表す通り、コミュニティーベースのOSですが、RedHat社がプロジェクトの中心メンバーとして参加して開発しています。

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