CentOS Stream 9を試してみたかったので、自宅のvSphereにインストールしてみました。
1.VMware vSphere 環境
省スペース型デスクトップPCに無償版VMware vSphereをインストールしています。
バージョン | 6.7.0 Update 2 (Build 13006603) |
CPU | 4 CPUs x Intel(R) Core(TM) i5-2500 CPU @ 3.30GHz |
メモリ | 7.89 GB |
ストレージ | 容量: 231 GB |
NIC | 82579LM Gigabit Ethernet |
2.仮想マシン
CentOS Stream 9のシステム要件が見つかりませんでした。
念のためVMware Compatibility Guideも確認しましたが、対応するゲストOSではないようです。
名前は「CentOS Stream 9」としました。
ゲストOSは「CentOS8 (64bit)」を選択しています。
ローカルのデータストアを選択します。
ハードウェアは変更せずに進みます。
設定の確認を行い、完了します。
新しい仮想マシンが作成されました。
3.ゲストOSインストール
作成したVMにゲストOSをインストールします。
設定を押します。
CD/DVDから「データストアISOファイル」を選択します。
あらかじめアップロードしておいたISOイメージを選択します。
接続にチェックを入れます。
仮想マシンのオプション > 起動オプションの「UEFIセキュアブートの有効化」のチェックを外します。
このチェックを外さないと「Secure Boot Violation」のエラーが発生します。
CD/DVDドライブのファイルが選択されている事を確認して、パワーオンします。
仮想マシンが起動するのでコンソールを開きます。
従来と同様に、すぐにインストールするか、メディアテストしてからインストールするか、トラブルシューティングを行うか選べます。
今回は、すぐにインストールを選びました。
しばらくするとインストールの言語設定画面が表示されます。
デフォルトで日本語が選択されていたので、そのまま次へ進みます。
インストールの設定画面が表示されます。
ユーザーの設定以外は従来通りだと思います。
ソフトウェアの選択は「Server with GUI」がデフォルトで選択されています。
この画面はまだローカライズされていないようです。
そのままの設定で進めます。
インストール先はローカルのvDiskを選択します。
自動構成のまま進みます。
KDUMPは利用しないのでチェックを外しました。
ネットワークは既定で有効になっています。
そのまま進みます。
セキュリティプロファイルの画面を開くと、「コンテンツがみつかりませんでした。以下にデータストリームコンテンツもしくはアーカイブのURLを入力してください」とのメッセージが表示されます。
特に設定をせずに「完了」をクリックしたところ、「未知のエラーが発生しました」とのエラーが表示されました。
ここで「終了」を選択したところ、仮想マシンが再起動してしまいました。
仮想マシンが再起動してしまったため、最初からインストールになってしまいました。
セキュリティプロファイルの設定は選択せずに、ユーザー設定に進みます。
rootのパスワードを入力します。
「パスワードによるroot SSHログインを許可」というチェックボックスがあります。
従来のCentOSでは「PermitRootLogin yes」になっていたように思いますが、
こちらのチェックを外したままにすると該当の設定は「PermitRootLogin no」になるものと思われます。
ユーザーを名前とパスワードを入力します。
必要な設定をしたので、「インストールの開始」を押して進みます。
パーティションが作成されます。
各パッケージがインストールされます。
パッケージの設定が行われます。
インストールが完了したので、再起動します。
EULAの入力画面等は表示されず、いきなりログイン画面が表示されます。
ユーザーを選択して、パスワードを入力します。
ログインするとGNOME 40のWelcome画面が表示されます。
従来に比べて非常にシンプルな画面表示になっていると思います。
左上のアクティビティをクリックすると、画面下部中央にアイコンが表示されました。